運転手付きマイクロバスのレンタル料金はいくら?利用用途や料金を抑える方法を解説
2025-04-10 ロケバス
運転手付きマイクロバスのレンタル料金は、半日利用でおおよそ3〜5万円、1日利用で5〜8万円前後が目安です。ただし、利用時間や走行距離、曜日、オプションの有無によって実際の料金は大きく変動します。
本記事では、マイクロバス運転手付きの料金相場を中心に、利用時間や距離、用途による料金の目安、追加費用が発生しやすい条件、無駄なコストを抑えるための考え方、そして見積もり時に事前に確認しておくべきポイントまでを、初めて利用する方にも分かりやすく解説します。
目次
運転手付きマイクロバスとは?
運転手付きマイクロバスとは、定員おおよそ20〜29名程度のマイクロバスを、プロドライバー付きで貸切利用できるサービスを指します。中型バスほど大きくはないものの、小回りが利きやすく、複数人の移動や機材搬送を伴うケースにも対応できる点が特長です。そのため、短距離から中距離程度の移動を中心に、さまざまな用途で活用されています。
運転手付きでレンタルする場合、運転・ルート選定・安全管理はすべてドライバーが担当するため、利用者は移動中の段取りや目的に集中することができます。特に、遠方への移動や複数拠点を回る送迎、撮影・イベントなどで機材が多いケース、時間管理が重要なスケジュールの場合などでは、スムーズかつ効率的な移動手段として重宝されています。
以下の記事では、マイクロバス にのる荷物の量や載せ方のポイントについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
マイクロバスにのる荷物はどれくらい?荷物の載せ方のポイントも紹介
運転手付きマイクロバスの主な利用シーン
運転手付きマイクロバスは、以下のような用途で利用されることが多いです。
・撮影・ロケ現場(スタッフ車、キャスト車、機材運搬用)
・企業研修、社員旅行、視察、合宿の送迎
・空港送迎、駅や宿泊先からの送迎
・観光ツアー、小グループの観光・移動
・イベント、ライブ、スポーツ遠征などの団体移動
特に、ロケ撮影等、機材運搬が必要な現場や大人数の移動にお勧めです。
運転手付きマイクロバスの料金相場
以下は、一般的な料金の目安です。実際の料金は、利用する距離や時間、地域、追加オプションの有無等によって変動します。
| 利用時間・距離 | 料金目安(円) |
|---|---|
| 半日(4~5時間) | 30,000~50,000 |
| 1日(8時間前後) | 50,000~80,000 |
| 長距離・宿泊を伴う場合 | 80,000~150,000以上 |
※高速道路料金・駐車場代・ドライバーの宿泊費・食事代(長距離利用時)・深夜/早朝料金が別途必要になる場合もあります。
またおおよそ、料金に含まれるものは以下の通りです。
・バス本体のレンタル費用
・ドライバーの人件費
・燃料代(含まれていない場合もある)
運転手付きマイクロバス料金を抑える5つのポイント
ここからは、運転手付きマイクロバスをお得に利用するためのポイントを詳しくご紹介いたします。
平日・閑散期を狙う
マイクロバスの料金は需要と供給によって大きく左右されます。週末や祝日、春・秋の行楽シーズンは予約が集中し、業者の稼働率も上がるため、自然と価格も高く設定されます。
一方、平日(月~木)かつオフシーズン(1月・2月・6月)等は比較的予約が取りやすく、業者も空き車両を稼働させたい傾向があるため、割引や柔軟な対応を受けられることが多くなります。
利用時間・行程をできるだけコンパクトにする
マイクロバスの料金体系は「時間」と「距離」に比例して増加する傾向にあります。そのため、効率的な行程を組むことで、余分な時間や距離を減らし、結果的にコストを抑えることができます。
料金が増加する例は以下の通りです。
・同じ市内の送迎でも、待機時間が長ければ超過料金が発生する可能性がある
・観光ルートの順番を工夫し、移動距離を短縮すれば、距離超過料金を防げる
また、無駄な立ち寄りや片道だけで済む移動(片送迎)等も、事前に業者に相談することで、特別料金が適用される場合もあります。
乗車人数を最大限活用して1人あたりの負担を減らす
マイクロバスは「台単位」で料金がかかるため、少人数で使うと割高に感じやすくなります。例えば、20人乗りのバスを5人で使っても、20人で使っても料金は同じです。
乗車定員に近づけるほど、1人あたりのコストは下がることになります。ロケや撮影の際は、なるべく多くの人に声をかけ、参加者はまとめて乗ってもらうといった方法を取ることも必要です。
出発・到着地を考慮して効率的な乗車場所を選ぶ
出発地点や集合場所によっても、バスの回送距離が変わるため料金に影響します。バスは営業所から出発し、利用者の指定場所へ回送されるため、この回送にかかる距離・時間が長いと、料金も高くなる可能性があります。
できるだけ、バス会社の営業所に近い場所を出発・到着地点として選ぶと、その分回送費が節約できます。
キャンセルポリシーを確認する
マイクロバスの予約は、ロケや旅行等人数が多く、日程の変更が生じやすいシーンで使われることが多いため、予定が変更・中止になるリスクも高くなります。
キャンセルポリシーを事前に把握していなかった場合、以下のようなケースにつながる可能性も考えられます。
・ 直前キャンセルで高額なキャンセル料を請求される
・日程変更ができず、無駄な出費が発生する
・トラブルに発展し、信頼関係や対応にも支障が出る
したがって「いつからキャンセル料がかかるのか」「いくらかかるのか」を事前にしっかり確認することは、費用リスクの回避策として非常に重要となります。
バスレンタルの見積もり前のチェックリスト
バスレンタルの見積もりを依頼する前に、以下の情報を整理しておくとスムーズかつ正確な見積額を出してもらいやすくなります。
・出発地と到着地(住所または最寄り駅)
・目的地/経由地(複数ある場合はすべて)
・往復か片道か、送迎か周遊か
・希望日時、出発時刻、到着時刻(集合時間・解散時間)
・想定乗車人数(大人・子ども、荷物・機材量)
・希望車種(定員、トランク容量、リフト車両など)
・必要なオプション(機材搬送、空調、電源、荷物スペースなど)
・走行距離の目安、移動距離が長いかどうか
・宿泊が必要か、深夜/早朝移動があるか
・キャンセルポリシーや追加料金の有無
このように条件を明確に整理した上で見積もり依頼を出すと、無駄なやり取りを減らし、想定外の追加費用の発生を防ぎやすくなります。
運転手付きマイクロバスレンタルのよくある質問
運転手付きマイクロバスの予約はどれくらい前にすれば良いですか?
A: 予約はできるだけ早めに行うことをおすすめします。特に週末や繁忙期は早めの予約が確実です。
料金に含まれるものは何ですか?
A: 基本的には、バス本体のレンタル費用、ドライバーの人件費、燃料代が含まれます。高速道路料金や駐車場代、宿泊費などは別途必要になる場合があります。
長距離移動の場合、追加料金はかかりますか?
A: はい、長距離移動の場合、高速道路料金や宿泊費、食事代などの追加料金が発生することがあります。
まとめ
運転手付きマイクロバスは、まとまった人数や大量の機材等の移動をスムーズかつ快適にしてくれる、非常に利便性の高い交通手段です。特に「人数が多い・時間と移動の効率が求められる場面」において、その真価を発揮します。
自分達で車を複数手配する手間や運転の負担、道中の安全面への配慮を考えると、プロのドライバーによる運転付きのサービスは、単なる「移動手段」を超えて、大きな安心感と満足感を提供してくれる存在といえるでしょう。
料金の相場については、一般的に半日(4~5時間程度)の利用で3~5万円程度、1日(8時間前後)で5~8万円程度が目安となります。ただし、これはあくまで基本的な目安であり、実際の料金は利用する距離や時間、地域、追加オプションの有無等によっても大きく変動するため、事前の確認は必須です。
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