マイクロバス運転手付き1泊2日のレンタル料金は?料金を抑えるコツも紹介
2025-10-10 ロケバス
ロケや撮影、観光ツアー送迎など、大人数での移動には運転手付きのマイクロバスが最適です。複数台の車を手配する手間がなく、全員が同じ車内で移動できるため、道中の会話や休憩も含めて快適に過ごすことができます。
ただし、マイクロバスのレンタル料金は利用時間や走行距離、宿泊の有無によって大きく異なります。特に1泊2日の利用では、運転手の宿泊費や回送費などが加算されるため、費用構成を理解しておくことが重要です。
この記事では、1泊2日の料金相場や費用の内訳、料金を抑えるための具体的な方法について解説します。
目次
マイクロバス運転手付き1泊2日のレンタルの料金相場
マイクロバスを1泊2日でチャーターする場合の料金は、概ね10万円から20万円前後が相場です。
距離が短くシンプルなスケジュールであれば10万円台前半、観光地を複数巡るような行程では20万円を超えることも珍しくありません。
料金の目安例
| 利用タイプ | 走行距離 | 想定料金 |
|---|---|---|
| 近距離(東京〜箱根など) | 約250km | 10万〜15万円程度 |
| 中距離(関東〜長野・山梨など) | 約400km | 15万〜20万円程度 |
| 長距離(関東〜東北・関西方面など) | 約700km以上 | 20万〜30万円程度 |
この他に運転手の宿泊費(1泊あたり7,000円~10,000円前後)や高速代、駐車料金などの実費が発生する場合が多くあります。
マイクロバスのレンタル料金構成の内訳
マイクロバスのレンタル料金は、いくつかの要素によって構成されています。中心となるのは車両使用料であり、走行距離と拘束時間の2つを基準に計算されます。距離が長く、運行時間が長いほど料金は高くなる傾向にあります。
次に大きな割合を占めるのが運転手の人件費と宿泊費です。1泊2日の場合、運転手の宿泊費や食費が加算され、1泊7,000円~10,000円前後が相場となります。
また、営業所から出発地、到着地までの移動にかかる回送費や走行に伴う燃料代、保険料も含まれます。これらは距離に比例して増加するため、遠距離では費用が膨らみやすくなります。
さらに、高速道路代、駐車場代などの実費や、バスガイド、Wi-Fiなどのオプション料金も加わります。これらは見積もりに含まれない場合もあるため、事前確認が重要です。
このように、マイクロバスの料金は多要素で構成されるため、総額だけで判断せず、各項目の内訳と含有条件を把握することが、適正な見積もりを得る上で欠かせません。
マイクロバスの1泊2日レンタル料金を抑えるためのコツ
マイクロバスの1泊2日レンタルは、走行距離や宿泊費が加算されるため、日帰り利用に比べて高価になりやすくなります。
しかし、計画段階でいくつかのポイントを押さえることで、同じ条件でも数万円単位の節約が可能です。以下に、実践的かつ効果的なコスト削減のコツを解説いたします。
複数社から見積もりを取り、条件を比較する
料金を抑える上で最も基本的かつ有効な方法は、複数のバス会社に見積もりを依頼することです。
同じ行程・同じ日程でも、会社によって料金体系や人件費の設定が異なるため、差額が数万円生じることもあります。
見積もりを依頼する際には、「出発地」「目的地」「行程表」「宿泊有無」「人数」「オプション」を統一して提示することが重要です。条件が異なると正確な比較ができないため、統一フォーマットで依頼するのが望ましいといえるでしょう。
また、他社の見積額を提示して「この条件で近い価格にできますか?」と交渉することで、値下げ対応を引き出せる場合もあります。
平日・閑散期の利用を選ぶ
土日祝日や連休、春休み・夏休み・年末年始といった繁忙期は需要が集中し、料金が高騰します。
一方で、平日や閑散期は車両の稼働率が下がるため、同じ行程でも1~2割安くなることが多くなります。
特に、11月~2月のオフシーズンや平日の中日(火~木曜日)は価格交渉が通りやすくなります。日程に柔軟性がある場合は、繁忙期を避けるだけで大きなコスト削減効果が得られます。
走行距離と拘束時間を短縮する
料金の算出基準は「距離」と「時間」であるため、この2点を押さえることも、効果的な節約策です。観光地を詰め込みすぎず、効率的なルートを組むことで、無駄な走行距離を削減できます。
また、長時間の待機や夜間走行を減らすことで、拘束時間が短くなり料金も下がります。旅行やロケのスケジュールを計画する段階で「1日の運行は8時間以内、走行は300km以内」を目安に調整すると、割増料金を防ぎやすくなります。
運転手の宿泊費を調整する
1泊2日のレンタルでは、運転手の宿泊が必須です。宿泊費は1泊7,000円~10,000円前後が相場ですが、宿泊地や宿泊施設のグレードによって金額が変動します。高級ホテルに宿泊する必要はなく、ビジネスホテルや旅館など、シンプルな宿でも問題ありません。
また、利用者側で宿泊先を手配することで、会社側の設定より安く抑えられるケースもあります。「運転手の宿泊はこちらで手配しても構いませんか」と相談するだけでも、コストを下げる余地が生まれます。
オプションを精査して必要最低限にする
バスガイドや車内Wi-Fi、冷蔵庫、音響設備などのオプションは便利ですが、費用がかさむ要因でもあります。団体旅行や送迎目的など、必要性が低い場合はオプションを削除し、標準装備のみで十分なケースも多くあります。特に、短距離移動ではオプションを外すだけで1~2万円の削減につながることもあります。
早期予約で車両を確保する
貸切バス業界は需要と供給のバランスによって価格が変動するため、早めに予約することで割増料金を避けられます。出発の1~2ヶ月前に予約しておけば、希望する車種や条件で確実に手配できるため、値上がりリスクも少なくなります。反対に、直前予約では車両が不足し、特別料金を適用されることもあるため注意が必要です。
見積もり条件を明確に伝える
料金トラブルを防ぐためにも、見積もり依頼時には条件を明確に伝えることが節約の第一歩です。「高速料金・駐車料金込みか」「回送費は含まれるか」「ドライバー宿泊費は別途か」などを事前に確認しておくことで、追加費用を防げます。特に、見積もり段階で不明確な項目を放置すると、請求時に思わぬ出費となる可能性があるため注意が必要です。
まとめ
マイクロバス運転手付きの1泊2日レンタル料金は、平均で10万円から20万円程度が相場です。料金は走行距離・拘束時間・宿泊費・利用時期などの条件によって変動します。
費用を抑えるには、複数社の見積もり比較、平日利用、効率的なルート設計、オプション削減、早期予約などが有効です。適正な見積もりを得るには、条件を明確にしたうえで信頼できるバス会社を選ぶことが大切です。正しい知識と計画を持てば、快適で経済的なマイクロバス利用を実現できるでしょう。
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