ロケ車ハイエースの特徴は?ロケ撮影によく使う理由も解説
2023-10-26 すべてのブログロケバス
ロケ撮影を行うときに最も利用されるロケ車は、ハイエースです。
なぜ、ロケ撮影において、多くのプロデューサーやスタッフがハイエースを選ぶのでしょうか。
この記事では、ハイエースの基本的な特徴から、ロケ撮影でハイエースが選ばれる理由までを詳しく解説します。
さらに、ワイエスロケーションのハイエースの特色も紹介します。ロケ車にハイエースの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ハイエースとは?
「ハイエース」はトヨタ自動車が製造している車です。1967年に初代がデビューして以来、商用車・乗用車として現在に至るまで長い歴史があります。
主に商用車やマイクロバスとしての役割を果たしつつ、バン、ワゴン、コミューター、キャンピングカーといった多様なバリエーションも展開されています。
ハイエースのバリエーションの違いについては「ハイエース・バン、ワゴン、コミューターの違いを徹底解説」で解説しておりますので、ぜひご覧ください。
エンジンについては、モデルや年式に応じてガソリンエンジンやディーゼルエンジンから選ぶことができ、2WD(後輪駆動)と4WD(四輪駆動)のバージョンが提供されています。大きさに関しては、さまざまなバリエーションがあるのもハイエースの魅力の一つです。
トヨタブランドのハイエースは、その丈夫な設計が特に評価されています。
多くのドライバーから高い評価を受けており、長い歴史の中で数々のモデルチェンジを経て、安全性、快適性、燃費性能などの面でも常に進化し続けています。
ロケ車ハイエースの特徴
ハイエースは、実用性と信頼性の高さで長年にわたり多くのドライバーから愛されてきました。
特に映像制作や撮影現場でのロケ車としての利用する際には、その広い車内スペース、カスタマイズの容易さ、そして安定した走行性能は魅力的です。
以下では、ロケ車としてのハイエースの魅力と特徴を詳しくご紹介します。
広い車内スペース
ハイエースの車内スペースは広大で、ロケ撮影時にはこのスペースが大変役立ちます。撮影機材、スタッフ、出演者の移動や、仕事の進行、休憩場所としての利用など、多目的に対応できます。
※ロケバス事業者は国土交通省大臣より許可を得た事業用(緑ナンバー)車輌を使用しますが、人を運ぶもの(旅客)や荷物を運ぶもの(貨物)、その両方を運ぶもの(貨客混載)など同じ車輌でも取得している許可によって違いがありますので、その点も確認しましょう。
ニーズに合わせた設備
ハイエースはカスタマイズの柔軟性が高いのが特徴です。電源供給、照明、収納の増設など、ロケ撮影に特化した内装や設備にカスタマイズがしやすいのが特徴です。多数のパーツメーカーや車体改造業者がハイエース専用のパーツを提供しているため、ロケ撮影に適した特別な設備の追加も可能です。
使用目的にあわせてフレキシブルに対応できるのもハイエースの魅力です。
安定した走行性能
ハイエースは、機材を多く積載しても安定した走行が可能です。強風や急カーブでも車体が安定し、機材や乗員の安全性、快適性が確保されます。丈夫でパワフルなエンジンのおかげで、長距離移動や過酷な撮影条件下でも使えます。
ロケ撮影でハイエースが選ばれる理由
撮影現場でのニーズは多岐にわたりますが、そのニーズを満たすことができるのがロケ車です。ハイエースは、その高い機能性と実用性でロケ撮影現場で高い信頼を得ています。
都市部の狭い道路でも問題なく走行し、使い勝手の良さとフレキシブルな空間で撮影スタッフの要求に応える能力を持っています。
ここでは、ハイエースがロケ撮影現場で選ばれる理由を詳しく解説いたします。
都市部でも走行しやすい
ハイエースは、コンパクトかつ実用的なサイズ感が特徴です。そのため都市部の狭い路地や混雑した道路でも難なく走行できます。大型車では困難な狭いスポットでも通過でき、都市部の駐車もスムーズに行えます。
使い勝手が良い
ハイエースは、使いやすさを重視した設計になっています。ドアの開口部が広いため、荷物の出し入れや人の乗降がスムーズに行えるのはもちろん、前席と後席間のスペースも広く、乗員や機材の移動が簡単です。そして内装も荷物を積むことを想定して設計されているため、頻繁な使用でも長持ちし、綺麗な状態が維持できます。
フレキシブルな空間
ハイエースの内部は、多様なニーズに応えるフレキシブルな空間を提供することが可能です。シートの配置や取り外しが簡単で、大量の機材の収納や、出演者の待機スペース、そして打ち合わせ場所としても利用可能です。この使い勝手の良さは、快適な撮影を可能にします。
ワイエスロケーションのハイエースを紹介
ワイエスロケーションのハイエースは4種類。それぞれによって特徴が異なります。目的にあわせて最適なタイプを選ぶことができます。
ここでは、ワイエスロケーションが所有するハイエースを紹介します。
ハイエースバン(5人乗り・機材車・制作車)
ハイエースバンは、主に機材や撮影用具を運搬するのに最適なモデルです。広大な荷室スペースが特徴で、重いカメラや照明機材など、大量の機材を確実に運べます。
また、荷物の出し入れがしやすいので、撮影現場での作業効率をアップさせます。
メイクハイエースバン(5人乗り)
メイクハイエースバンは、出演者やモデルのメイクやヘアセットのためのメイク用設備が整っています。
内部には照明を完備したメイクスペースや、鏡、収納スペースがあり、メイクアップを快適な環境で行えます。
屋外でのメイクアップは、雨や風の影響を受けやすいです。しかし、メイクハイエースバンを利用すれば、外部環境の影響を受けず、安定した状態でメイクを行うことができます。そのため、この車種はロケ撮影で人気があります。
ハイエース コミューター(14人乗り)
ハイエース コミューターは、大人数の乗員の移動に最適なモデルです。通常のハイエースよりもシート数が多く、多くのスタッフや出演者を一度に運ぶことができます。快適な乗り心地と広々とした室内空間は、移動中の疲れを軽減してくれます。
ハイエース コミューター(14人乗り・ルーフキャリア有)
ハイエース コミューターの特徴はそのままに、屋根上にルーフキャリアが装備されています。
ルーフキャリアが装備されていることで、大型の機材や荷物を屋根上に固定して運搬することが可能です。
撮影機材やその他の大きな荷物で車内がいっぱいになった際にも、このルーフキャリアが大変役立ちます。
ロケバスの車種の詳しい説明については「ロケバスの車種を徹底比較!失敗しない選び方をご紹介」で解説しておりますので、ぜひご覧ください。
まとめ
ハイエースは、広い車内スペースやカスタマイズ可能な設備、安定した走行性能といった特徴から、ロケ撮影における第一選択として多くの専門家に支持されています。
都市部での取り回しやすさ、使い勝手の良さ、そしてフレキシブルな空間利用が可能であるため、ロケ撮影の強い見方になります。
ワイエスロケーションの4種類のハイエースの中から撮影目的に最適な車種をご提案いたします。
ロケ撮影の際は、ワイエスロケーションのハイエースの利用をぜひご検討ください。
テレビ局様や大手出版社様、映像制作会社様をはじめとした多くの企業様にご利用いただいている豊富な実績を活かし、快適なロケ撮影のためのロケ車の選び方や関西のロケ地などを中心にご紹介します。