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中型バスのレンタルは運転手なしでも可能?運転手の有無によるメリット・デメリットを解説

2025-08-25 ロケバス

中型バスのレンタル

ロケや観光などで活躍する中型バスは、用途や予算に合わせて「運転手付き」でレンタルすることが可能です。しかし、中型バスの選び方を間違えると、費用や手間だけでなく安全面にも影響が出る場合がある上、運転手付きは安心感がある反面、料金が高くなる傾向があります。

今回は、中型バスをレンタルする際の特徴や、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。

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そもそも中型バスとは?

そもそも中型バスとはどのようなものなのでしょうか。詳しくご紹介いたします。

中型バスの大きさ

中型バスの大きさは以下のような仕様が一般的です。

項目

内容

全長

約9m(8.5〜9.0m程度)

全幅

約2.3〜2.5m

全高

約3.3〜3.5m

車両総重量

約8〜11トン

多くの中型バスは観光仕様で、荷物収納スペース(トランク)を備えているのが特徴です。大きさ的には都市部でも取り回しがしやすく、観光・送迎のどちらにも対応可能な柔軟性があります。

 

中型バスの定員

中型バスの座席数は車両の仕様やレイアウトによって異なりますが、以下が一般的な構成です。

座席タイプ

定員数(目安)

正席(固定座席)

約27〜29名

補助席(跳ね上げ式)

約4〜6名

合計定員

約33名前後

補助席を使わない場合は約27~29名で、補助席を使えば最大33~35名程度まで対応できます。

 

中型バスの料金相場

中型バスの料金は「時間制」と「距離制」が組み合わさった形で計算されるのが一般的です。以下は目安となる相場となります。(運転手付きチャーターを前提)

利用シーン

所要時間・距離

料金相場(目安・税込)

半日利用(4〜5時間)

50〜100km以内

約40,000〜60,000円

1日利用(8時間程度)

150〜200km以内

約60,000〜90,000円

長距離利用(宿泊付き)

2日以上・300km以上

約130,000〜180,000円以上

深夜・早朝・高速・駐車料金

別途加算

実費または割増料金あり

料金はバス会社や地域(繁忙期・閑散期)によっても異なります。

 

中型バスとマイクロバスの違い

マイクロバスとは、定員11~29人程度の小型バスで、中型免許や大型免許が必要な車種もあります。トヨタ「コースター」や日産「シビリアン」などが代表的で、ロケ、撮影、観光、送迎など様々な用途に用いられています。

 

中型バスとロケバスの違い

中型バスは27~33人乗りで、観光や送迎、大型ロケなどの団体移動に適しており、リクライニングシートやトランクルームを備えています。一方ロケバスは撮影現場向けに特化した車両で、化粧台や衣装ラック、電源設備などを搭載し、少人数の移動や現場での控室としても活用されています。

主に用途・定員・設備に大きな違いがあります。

 

中型バスは運転手なしでもレンタル可能?

旅行やロケ、撮影などで便利な中型バス。「運転手なしで自分たちだけで使えれば費用を抑えられるのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、中型バスには法律上の制限があります。ここでは、中型バスを運転手なしで借りられるのか、その可否と理由をわかりやすく解説します。

 

結論からいうと、中型バスを「運転手なし」でレンタルすることは不可能

中型バスは、運転手なしでレンタカーとして借りることは法律により禁止されています。道路運送法及び自家用自動車有償貸し渡しの許可基準では「自家用マイクロバス(乗車定員29人以下、全長7m未満)のみがレンタカーとして許可されており、定員27名前後、車体長7~9mの中型バスは対象外です。中型バスは営業者(緑ナンバー)扱いとなるため、必ず運転手付きでのレンタルが必要です。

 

法的背景:なぜ自分で運転できないのか?

自家用として無資格なバスを貸し出す「白ナンバーの自家用バス」を禁止し、「バス会社が所持する営業用車両(緑ナンバー)」でのみ運行を認めることで、安全性や運行管理を担保しています。そのため、自家用としての中型バスの貸し出しは法律違反となります。

 

運転手なしで借りれる「マイクロバスまで」

運転手なしで借りられるバスの上限は「マイクロバス」サイズに限定されています。定員18~21名、全長7m未満の車両が該当し、自動車免許(中型以上)を持っていれば運転可能です。

 

運転手付きレンタルのメリット・デメリット

中型バスを借りる場合、多くは運転手付きでのレンタルとなります。プロのドライバーが運転を担当することで、安全性や移動中の快適さが確保されますが、その一方で費用やスケジュール面での制約も生じます。ここでは、運転手付きレンタルの主なメリットとデメリットを整理してご紹介します。

 

メリット①安全・安心な運行が可能

プロのドライバーが運転を担当するため、安心して移動できます。狭い道や都市部での運転もスムーズに行え、乗客は目的地までリラックスして過ごせます。

 

メリット②時間の有効活用ができる

乗客は移動中に資料作成や打ち合わせなどを行うことができ、生産性を高められます。特にビジネス利用や撮影現場では大きなメリットとなります。

 

メリット③トラブル時の対応もスムーズ

万が一、車両トラブルや交通トラブルが発生した場合でも、ドライバーが対応してくれるため安心です。旅慣れていない場所での運転には特に心強い存在となります。

 

デメリット①コストが高くなる

ドライバーの人件費が加算されるため、レンタル費用は高めになります。1日あたり数万円の追加費用が発生することもあるため、予算との相談が必要です。

 

デメリット②スケジュールの自由度がやや制限される

ドライバーの拘束時間や休憩時間を考慮する必要があるため、深夜・早朝の移動や長距離移動が制限される場合があります。

 

デメリット③車内のプライバシーが制限される

ドライバーが乗車していることで、完全なプライベート空間を確保するのが難しくなるケースもあります。会話の内容や荷物の管理に気を使う必要があります。

 

まとめ

中型バスのレンタルは運転手付きとなりますが、明確なメリット・デメリットがあります。安全性やトラブル対応のためにも運転手付きは必須です。用途や予算、運転スキルに応じて最適な選択をすることで、快適でスムーズな移動が実現できます。事前に業者としっかり相談し、条件にあったサービスを選んでいくことが大切です。

 

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